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再剥離シールとは?

カテゴリー : 樋口 シールのこと2017年06月26日

higuchisan9 <樋口です。

本日は結論から申し上げます。

タイトルの再剥離シールとはどのようなシールを指すのでしょうか。

答えは『一度貼ったあと、糊残りなくきれいに剥がせる』シールとなります。

『再剥離』という名称から誤解を招きやすいのが『何度も貼って剥がせる』や『水洗いすると粘着力がよみがえる』というものです。

このような粘着シートも市場に存在しますが、これは一般的なタック原紙とは異なる高価なウレタン粘着シートのことで、私共の扱っている『再剥離シール・ステッカー』ではありません。

よって、再剥離シールとは『使用期間後、きれいに剥がせる』シールです。さらに絵柄も自由に印刷、型抜き等様々な加工が施せて、必要数量に合わせて安価に製作できます。ここが高価で少量生産には向かないウレタン粘着シートとの違いです。

また、再剥離糊の原紙には上質、アート、ミラコート、ユポ、PET、エンビなど多種類の取扱いがあります。

 

こちらの写真はポスターに貼る事前告知ステッカーです。

アートの弱粘再剥離タック紙に赤1色で印刷、丸型で抜き加工を施しています。

新商品告知ポスターを6/1から掲出し、併せてこのステッカーをポスター表面に貼り、『6/12から販売を開始しますよ』と事前に告知する目的です。

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6/12以降は店頭に新商品が並ぶため、ポスターは掲出したままこのステッカーのみきれいに剥がせるように再剥離糊のステッカーとしました。

その一度剥がしたステッカーにはまだ糊がついており、また別の場所に貼れるかもしれません。

しかしながら糊の接着強度は一度剥がした時に多少なりとも必ず弱まります。それは皮脂や埃の付着、また剥がすために爪で擦ったり指で引っ張ることによりシールにシワや反りグセなどの変形を及ぼすからです。

これが再剥離シールが『何度も貼って剥がせる』と言い切れない理由となります。

 

このように誤解を招くこともある再剥離ステッカーですが、その機能の用途には多くの可能性があると思います。

付箋紙や今流行りのマスキングテープもこの再剥離糊から発案した売れ筋商品だといえます。

 

再剥離シールのお見積り、ご相談はホクトエスピーまでお気軽にお問い合わせください。

http://www.hokutosp.com/seal/form.html

 

 

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