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七変化

カテゴリー : 石橋の徒然なること2017年06月16日

 

ishibashi9 <こんにちは、石橋です。

 

6月も半ばになり、関東地方の梅雨入りから1週間が経ちました。

梅雨明けは来月半ばと予想されているので、この不安定な天候があと1ヶ月ほど続くようです。

 

少し憂鬱な季節ではありますが、毎朝の通勤路に今年も咲きはじめていました~!

 

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あちらこちらでアジサイが見ごろになっていますね。

 

そこで、アジサイのことについて調べてみました!

 

アジサイは日本原産、固有品種である「額紫陽花(がくあじざい)」が原種となり、特にヨーロッパで品種改良されたものが多く、様々な種類のアジサイが誕生しています。

 

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↑こちらが日本固有品種“額紫陽花(がくあじさい)”

 

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↑街角でもよく見かける丸い鞠のような品種は、改良が加わった“西洋紫陽花(せいようあじさい)”

 

アジサイの花言葉は、様々に色を変える様子から人の気持ちの移り変わりに例えられて、

 

・移り気

・浮気

・冷酷

・無常

 

と、少し否定的な花言葉ですね…

 

一方で、花が密集して咲く様子から

 

・一家団欒

・友情

・仲良し

 

といった、家族や友情の絆の象徴にも例えられているそうです。

 

もう1つ、つい先日知ってびっくりしたことがありました。

 

紫・ピンク・青・白と様々な色をつけて咲くアジサイですが、この色は土壌の酸度によって決まるそうです。

 

アジサイの色は、アントシアニン系色素が働いて青色やピンク色に発色します。

土壌が酸性の場合は青になり、中性~弱アルカリ性の場合ではピンクになるようです。

例外もあるようですが、青花系品種を中性~弱アルカリ性に近い土壌に植えると、赤みを帯びた紫色になります。

また、ピンク花系品種を酸性土壌に植えると、青みを帯びた紫色になります。

生産農家さんでは、より綺麗に発色させるために土や肥料を調整して育てているのだそうです。

 

この色の変化から辞書で“七変化”と引くと、アジサイの別名と出てきます。

 

キャプチャ

 

 

和名が“七変化”のランタナという花も、小ぶりながら様々な色のバリエーションがあってとてもかわいいですよ~!

 

キャプチャ

 

 

 

今年の梅雨は、アジサイはとても奥深い花なのだと思い知らされました。

ぜひアジサイを見かけた時には、立ち止まってじっくり観察してみてください!

 

 

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