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金箔 箔押しシールについて

カテゴリー : 樋口 シールのこと2017年06月13日

higuchisan9 <樋口です。

『仕事に箔がついたね』・・・言われてみたい言葉ですね~。

印刷業界において箔とは薄~くのばした金や銀の物質そのものを指しますが、箔という漢字は『貫禄がついた』という意味合いでも用いられます。とても聴こえの良い言葉ですね。

本日はこの箔をシールに転写加工する、つまり『箔押しシール』のご紹介です。

押す、という言葉通り、熱した銅製の凸版で箔を紙に押し付けて印刷の様に加工します。

エンビなどの熱に弱い素材を除いて、さまざまな素材に箔押し加工が施せます。

金艶箔、銀艶箔が最も人気の色で、シール・ラベルに高級感を与えることができます。

20170407101246こちらはアート紙タックと金消ホイルタックに金艶箔押しを施したシールの写真です。

 

20170407101259  20170407101422

同じ絵柄でも箔押しする素材によってイメージが変わります。

たとえば右側は金消ホイルに金艶箔の組み合わせなので絵柄がはっきり見えますが、あえて金艶ホイルに金艶箔を組み合わせることにより、

はっきりは見えなくなっても、より高級感があるように見えることを狙うのも良いと思います。

同じ絵柄でもベースを銀ホイルタックに変えたり銀箔に変えてみたりしても異なる表情に見えると思います。

 

このように、会社のロゴシールや品名シールにまさに『箔がつく』箔押しシールですが、制約もひとつあります。

それは0.3mm以下の細すぎる線は表現できないことです。よってアミ点・グラデーションの表現もできません。

絵柄をご決定される際にこの点だけご注意いただければと思います。

 

箔押しシールのお見積りはこちら http://www.hokutosp.com/seal/form.html

 

 

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