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栄養ドリンクはなぜ茶色のビンに入っている?

カテゴリー : 瀧の徒然なること2018年12月04日

<瀧です。

前回から続きまして栄養ドリンクの雑学、「なぜ栄養ドリンクの容器には茶色のビンが用いられているのか?」についてです。

疲れた時や気合を入れたいときに栄養ドリンクは心強い味方ですが、今回注目したいのは入っている容器についてです。

栄養ドリンクに使われている容器について、なぜビンが使われているのかと思ったことはありませんか?

たとえば、外出先で栄養ドリンクを飲んだ後に、容器を捨てる場所がなかった場合、持ち帰るしかありません。

まだ紙パックやペットボトルでできていれば、小さくして捨てることができますが、ビンだとそうはいきません。

紙パックやペットボトルに比べて重いし、落としたら割れる可能性だってありますし、メーカー側から見ても紙パック等にした方が、生産や輸送のコストが下がりそうです。

ですが、調べてみるとほとんどの栄養ドリンクに茶色のビンが使用されているのには理由があったのです。

それは、栄養ドリンクの中に含まれている成分を守るためです。

栄養ドリンクには、滋養強壮に役立つ様々な成分が含まれていますが、中には光や熱に弱い物質も含まれています。

例えば、栄養ドリンクの主要な成分であるビタミンは、光を浴びると分解されてしまいます。

すると期待される効果が得られなくなるばかりか、風味まで落ちてしまいます。

また、ガラスは紙やペットボトルと比べて、変質しにくいというメリットもあります。

そんな理由から、栄養ドリンクは、保管中、また店頭で劣化してしまわないように、遮光性の高い茶色のビンが容器に選ばれているのです。

 

なお、栄養ドリンクそのものが黄色なのは、成分に含まれるビタミンB2の色が黄色・橙色をしているからだそうですよ。