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訂正シール印刷の注意点 『1.5mm』

カテゴリー : 樋口 シールのこと2019年11月19日

 <樋口です。

本日は冊子やパンフレットなどに一部変更したい部分や誤植を修正したい部分が生じた場合に必要な『訂正シール』についてです。

訂正シールについてはこれまでもブログやホームページ内の紹介ページで取り上げました。

紙素材は上質訂正、アート訂正、マットコート訂正の3種類に限られること。アートとマットコートには訂正再剥離糊もあること。

フィルム素材であればユポ訂正(訂正再剥離もあり)のみですが、もともと裏が透けない白コートPETや銀PETを代用することもできること。

また、シールの糊は通常透明ですが、訂正シールの糊はグレーやシルバーに着色されてます。これが下の文字が透けて見えない理由ですが、その糊の色が原因で表面の白色度は低く(暗く)なってしまうこと。

これらの用紙制限・注意点がありました。

 

さて、ブログタイトルに『1.5mm』と表記しましたが、何のことでしょうか?

こちらの画像をご覧ください。ヒントです。

 

 

上:住所の表記を間違えて印刷してしまいました。5が一つ多くなってしまいました。

下:その訂正シールのイメージです。

5が一つ多い誤植を訂正するわけですから、シール自体の設定サイズに対して文字は左寄りに配置します。

右側グレーの余白部分で一つ多い5を隠すわけです。

 

 

それでは『1.5mm』の答えです。こちらはシールを拡大したイメージ画像です。

1.5mmとは文字とカットライン(刃型線)の間の必要な距離です。最低1.5mmの間隔をとってシールサイズを設定することをお勧めします。

1.5mm以下でも製作することは可能ですが、一枚一枚正確な位置にシールを手貼りするのは難しく、時間も相当かかってしまうと思います。

 

本日は訂正シールのサイズ設定に関する注意点についてでした。実際こちらのお問い合わせは多いです。

この他にも気になることがございましたらお気軽にお問い合わせください。

 

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