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日本人のメールは「CC」を入れすぎ?

カテゴリー : 瀧の徒然なること2020年10月03日

<瀧です。

今回は、メールの「CC」に関する雑学のご紹介です。

日本ではメールで取引相手とやり取りをする時、「CC」で上司や同僚にも同じメールを送信するのが一般的になっています。これは主に情報の共有が目的ですが、海外では違和感を覚える人が多いそうです。

欧米を中心に、海外のビジネスでは、「仕事の責任者を明確にする」という原則があります。日本人の感覚では、当然メールの発信者=責任者ですが、欧米のビジネスマンは「CC」に様々な人の名前が並んでいると「自分は誰に対して、何を話しているのだろう」と不安になるのだそうです。

海外の人とメールのやりとりをする際は、本当に必要な場合を除き、1対1で行うほうがよいようですね。

 

これは入社したての時ですが、取引先からきた「CC」付きメールを発信相手のみに返信をしていた時がありました。

そうしたら、「できれば、CC付きメールはそのまま全員に返信をして欲しい」と言われてしまい、一般常識がなかったなと恥ずかしい思いをしたことがあります。

ですが、当時は重要な連絡ならわかりますが、ちょっとした相談まで「CC」付きで返信するのに違和感を覚えたものです。

 

ちなみに、海外や外資系企業で上司にもメールを送るというケースでは、基本的に「BCC」を使うようです。自分と同僚のメールのやりとりを上司にこっそり送って、自分の正当性をアピールするのが目的だそうです。

また、「CC」はカーボンコピー(Carbon Copy)、「BCC」はブラインドカーボンコピー(Blind Carbon Copy)の略で、複写できるカーボン紙からきているそうです。

 

 

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