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サマーウールとは

カテゴリー : 樋口の徒然なること2022年07月12日
ホクトエスピーブログ

<樋口です。

今年は6月下旬以降、特に暑い日が多いです。

そのような猛暑日が続く中、皆さまはどのようなビジネススタイルで過ごされているでしょうか?

服装が自由な会社の方は問題ないと思いますが、スーツもしくはジャケパンが必須のお堅めの会社にお勤めの方はこの時期毎年のように大変だと思います。

単なる個人的なこだわりですが、私は今も昔もビジネスシーンに限っては極力肌を見せない装いを心掛けています。

特に半袖シャツは中学、高校の制服を思い出してしまい、大人のビジネスマンが着るものではないと決めつけています。

とはいえ、私が中高生だった30年以上前の真夏の平均気温に比べ、今は5度以上は上がっているのではないかと思います。

なので、普通のスーツスタイルで過ごすのは無理というか危険なレベルになってきています。

普通の(真夏と真冬を除く)スーツスタイル=下着のTシャツとパンツと靴下+長袖のシャツとネクタイ+ウールのスーツ上下(またはジャケット&パンツ)

肌を見せたくない私も、さすがにこの組み合わせで真夏を過ごすのはきつい。

そこで数年以上かけて私が導き出した真夏のビジネススタイルの最適解は下記の組み合わせになりました。

私の真夏のビジネススタイル=鹿の子編みのポロシャツとパンツと靴下+サマーウールのジャケット&パンツ

普通のスタイルとの変化は、下着のTシャツと長袖シャツとネクタイをなくし、鹿の子編みのポロシャツ1枚でインナーを代用したということ。

あれ?ポロシャツは半袖シャツの一種だよねとつっこまれそうですが、ポロシャツとセットで上着のジャケットを着るので真夏でもジャケパンスタイルを維持できます。(もちろん、シチュエーションによってはジャケットを脱ぎますが)

同じポロシャツでも鹿の子編み素材が良いです。平編みで表面がつるっとしたものよりも、凹凸のある鹿の子織りのほうが通気性が良く、汗をかいても肌に密着しすぎず快適です。

また、ポロシャツは台襟がついているのでビジネスシーンでも違和感なく着用できますし、台襟があることで首まわりを覆うので、その上に羽織るジャケットの襟元が汗で汚れるのを防いでくれます。

ちなみに私は一番上までボタンを留めて着ます。

ただ、私がこのブログで最も伝えたいことは『サマーウールの素晴らしさ』なんです。

真夏に着る上下はウール素材が良い!というのが私調べの結果です。

いやいや、ウールって保温性が高いから冬に着るものだろうと多くの方が認識されていると思いますが、ウールの中でも『サマーウール』はそうではなかったのです。

インターネットで調べてみると、『サマーウールとは冬のウールと比較すると、羊毛を細く撚って織られているので通気性に富み、シャリ感のあるさらっとした質感になっている』とのことです。

私もこれは知らずにコットン製やリネン混、ポリエステル混などいろいろ試してきましたが、暑い日ほどサマーウールのジャケパンが最高だということを身をもって体感しています。

また、他の素材と比べても長所がいろいろあります。

・コットンやリネンに比べて皺になりにくい・・・スーツは毎日着るものですからこれは本当に楽です。

・化繊ではなく天然素材だから人の肌に優しい・・・ヒートテックなどを着るとすぐ痒くなって肌荒れしてしまう私の肌には最適です。

・コットンに比べて防汚・防臭・消臭効果が高い・・・たしかにウール素材は汚れがとりやすく、臭くなりにくい素材だということは皆さんも感じていたのではないでしょうか。

・化繊に比べて毛玉になりにくい・・・羊毛を細く撚ったサマーウールだからなのだと思いますが、毛玉、ぜんぜんできません。耐久性も高いということになります。

・化繊やコットンに比べて熱がこもりにくく、かつ一度冷えると低温が維持されやすい・・・個人的にはクールマックスという化繊の素材よりも優秀だと思います。

いかがでしょうか?

真夏でも清潔・快適、大人の男のビジネススタイルを是非サマーウールで構築してみてください。

ただし、天然ウール100%なので、価格はそれなりになります。良いものはやはり高くなります。

が、毎日身に着けるものであればこそ、それで気持ちが豊かになり、かつ安いものより耐久性があり永く使えるとなれば、それこそお得だと思います。