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本生産前の色校正

カテゴリー : 吉田 シールのこと2023年05月31日
ホクトエスピーブログ

 吉田です。

シールをご発注された際に「思った通りの仕上がりになるか」は、非常に気になるポイントだと思います。

特に数千部、数万部と数量が多くなるにつれ不安が高まります。いざ出来上がったものの、イメージと違うなんてことは避けたいところです。

そこで、本番印刷前に「色校正」を出すことで、仕上がりイメージを確認することができます。

色校正には大きく分けて「簡易校正」と「本機校正」があり、どちらを選べばよいか迷うこともあるかと思います。

今回はこの2つの校正について、どのような違いがあるかご紹介致します。

 

<簡易校正>

簡易校正とは主にインクジェットプリンターで印刷されることが多く、広く一般的に使われている色校正です。

色の確認に使用されており、安価に出力することができます。

大体の仕上がりイメージを掴みたい、なるべく色校正の金額を抑えたいといった場合には簡易校正での出力が向いております。

しかし、本生産時に簡易校正とは違う印刷方法で生産される場合は、印刷機の違いによる刷り色の誤差が出てしまう場合もございます。

 

<本機校正>

本機校正とは読んで字のごとく「本機=本番で印刷する機械」を使用した色校正のことです。

本生産に使用する印刷機、紙、インクを用いて印刷するため簡易校正に比べると金額は高くなりますが、仕上がりイメージを確認するには最も確実な校正になります。

色の発色を確実にチェックしたい、紙の質感を確かめたい、表面加工やカットラインなど仕上がりイメージをしっかりと確認したい場合にはこちらの本機校正が向いています。

 

本機校正で色校正を出したいけれど、予算も限られているし簡易校正でも十分かなと迷われるケースもあるかと思います。

そのような場合は以下の項目についてご確認してみて下さい。

・コーポレートカラーやブランドイメージカラーのような色が決まっているものの色ブレがないか確認したい

・デザインに写真やグラデーションが入っているので、色の仕上がりはしっかり確認したい

・紙の質感も含めて確認したい

・特殊加工の仕上がりを確認したい

 

上記の中で当てはまるものがありましたら、「本機校正」をお勧め致します。

一方で、仕上がりイメージとある程度差があっても大丈夫といったものであれば「簡易校正」をお勧め致します。

 

色校正についてご検討中の場合や、ご不明な点などございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

お客様のご予算や用途に合わせ最適なご提案をさせていただきます。

お問い合わせはこちら⇒https://www.hokutosp.com/form/index.html