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「テレコ」の意味・語源

カテゴリー : 瀧の徒然なること2020年07月31日
ホクトエスピーブログ

<瀧です。

今回は「テレコ」という言葉についてのお話になります。

この言葉は「互い違い、食い違い、入れ違い」という意味で、

●「その資料、ページがテレコになってますよ」⇒その資料、ページ順が違っていますよ。

●「A社とB社の住所をテレコで書いてしまった」⇒A社とB社の住所を互い違いに書いてしまった。

といったように使われます。

弊社にとっても、「文字がテレコになってしまっているから訂正シールが欲しい」といった形で耳にする言葉です。

 

では、この「テレコ」という言葉ですが、いったいどこからきたのでしょうか。

「テープレコーダーを略した言葉なのでは?」と考える方が多いようですが、全く異なるようです。

この言葉の由来は諸説あるようですが、もともとは「人の手を入れて交互にする」を「手・(入)れ・交」と略した関西弁だといいます。それが、歌舞伎の世界で、「2つの異なる筋を1つのストーリーにまとめ、交互に進めていく」手法の名前として用いられるようになり、芸能の世界を通じて全国に広がったそうです。

同じ意味の言葉として「あべこべ」という言葉がありますが、こちらの方が耳にしたことがあるという方が多いかもしれませんね。