シールの仕上げ方法(断裁と全抜き)
カテゴリー : 折田 シールのこと2025年07月31日

前回に引き続き、シールの仕上げ方法をご紹介いたします。
(前回のブログはこちらからどうぞ→https://www.hokutosp-blog.com/?p=6844)
今回はシールの仕上げ方法「断裁カット仕上げ」と「全抜き仕上げ」をご紹介いたします。
[断裁仕上げ]
シートカットとは異なり、シールと剥離紙が同じサイズで1枚ずつカットされる仕上げ方法を断裁仕上げと呼びます。
こちらの方法ではシールの仕上がり形状が直角の四角形のみになってしまいますが、刃型を作らずに済みますので費用を抑えることが可能です。
サイズの大きいシールなどに用いられることが多い仕様です。
断裁カットはシートカットのようなシールを剥離紙からはがすための引っ掛かりがないため、剥がしにくくなってしまいますが、
剥離紙にスリットを入れることでその問題を解消しています。
[全抜き仕上げ][変形全抜き仕上げ]
全抜き、変形全抜き(ダイカットとも呼ばれます)も断裁カットのようにシールと剥離紙が同じサイズで1枚ずつカットされる仕様です。
断裁カットと異なる点は、こちらは刃型を作り剥離紙まで一緒に抜くことでご希望の形状でシールを作ることが可能という点です。
オリジナリティを出しやすいためノベルティなど配布物に使われることが多い仕上げ方法です。
シールの形状によりましてはご対応が難しいものもございますので、その際はお客様とご相談を重ね適した形状をご提案させていただきます。
ぜひ下記フォームよりご相談ください。
ホクトエスピー問い合わせフォーム:https://www.hokutosp.com/form/index.html
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